指輪からネックレスに

リフォームで作る婚約指輪の素材は、指輪でなくともかまいません。ネックレスなど、ほかのアクセサリーからでも指輪を作ることができます。この場合も、トップ部分の宝石を生かして、アームをつけ、指輪にする方法が一般的です。母の思い出の品や、祖母の形見など、宝石の種類や形を問わずリメイクが可能なので、このアクセサリーを使って婚約指輪を作りたい、という希望がある場合は一度相談してみるとよいでしょう。

逆に、指輪からネックレスを作ることも可能です。プロポーズに渡す婚約ペンダントはもちろん、銀婚式や金婚式の記念に、当時の婚約指輪をリフォームして、身につけやすいネックレスにするのもよいでしょう。婚約指輪は式典などの場でしか身につける機会がなく、もったいないと思っている方も多いでしょう。ネックレスなら、結婚指輪と一緒に身につけることができます。

なお、素材となるネックレスに、リフォーム後に使わないパーツがある場合、その部分は下取りをしてもらえる場合があります。ダイヤのみを使用して、チェーンの金は使わなかった場合など、金を買い取ってもらい、その代金をリフォーム料金から差し引いてもらえるのです。手ごろな価格で新しいアクセサリーを作成できるため、婚約指輪のリフォームをお考えの方は気軽に相談してみましょう。

ダイヤの位置を変える

母や祖母から譲ってもらった婚約指輪は、デザインが古かったり、宝石が大きすぎて使いづらかったりすることもあります。リフォームによって、自分の好みのデザインに作り替えましょう。リフォームには、石を溶かしてまったく違うデザインに変える方法や、宝石をそのまま使用してリング部分だけを取り替える方法などがありますが、宝石の位置を変えるだけでも、印象を大きく変えることができます。

たとえば、母の婚約指輪が、メインとなる大きなダイヤモンドの周りに小さなダイヤをちりばめているような、石の数が多いケースで有効です。小さなダイヤモンドの配列を変えて、中央に集まっていたものをアーム部分に埋め込む形で並び変えると、豪華で目をひくデザインから、上品で落ち着いた印象になります。

大きさがバラバラのダイヤモンドが付いている場合は、石の大きさをそのまま生かして、曲線の美しいエタニティリングにするという方法もあります。エタニティリングとはリングの径全体に宝石をちりばめたデザインの指輪です。ぐるりと途切れずに宝石が並んでいる様子から、名前の通り「永遠」という意味を持つため、婚約指輪としても最適でしょう。全周に宝石が並ぶものを、特にフルエタニティを呼ぶこともあります。

婚約指輪のリフォーム

婚約指輪のリフォームとは、母や祖母からもらった指輪のデザインを一新し、娘の婚約指輪としてよみがえらせるサービスを言います。基本的には、宝石はそのままに、リング部分のデザインを今風のものに変えるケースがよく見られます。また、サイズが合わないことも多いため、花嫁に合わせてリサイズも同時に行われます。

リフォームの方法には、主に2つの種類があります。一つ目が、素材を取り替えるというものです。ゴールドのアームを取り外してプラチナ製のものに変更するなどが考えられます。デザインも一新できるうえ、パーツそのものの形は変わらず、既製品を使用するため、料金も手ごろです。期間も比較的短くて済むでしょう。

もう一つが、もらった指輪を一度溶かし、素材をそのままに新しく作り替えるという方法です。その際にほかの素材を加えることもでき、自由度が高いです。親世代から変わらない素材のため、記念の品としても最適でしょう。ただし、リフォームにかかる期間は素材を取り替える方法に比べて長引いてしまうほか、作業工程が難しいため料金もかさみがちです。また、ブランドや指輪についている宝石によっては、リフォームを受け付けてもらえない可能性もあります。店によって条件は少しずつ異なるため、一度確認してみましょう。

親からの婚約指輪

婚約指輪は、男性から女性に贈る結婚の約束の証です。現在では、プロポーズのときに一緒に渡されることが多いでしょう。夫婦でそろえて購入し、普段から身につける結婚指輪とは違い、宝石のついた華やかなデザインのものを選ぶのが一般的です。結婚後は、パーティーなど晴れの場で身につけます。結婚指輪のようにシンプルで実用的にする必要がないため、宝石やデザインには特にこだわって選ぶケースが多いでしょう。

婚約指輪には、30万円ほどかけるというカップルが主流です。もちろんつける宝石やデザイン、ブランドなどによっても変わりますが、結婚式や新婚旅行、新居の準備など、何かと入り用な時期に購入するには負担となることは間違いありません。だからといって、婚約指輪のプレゼント自体をやめるのは避けたいというカップルにおすすめなのが、親や祖母などから譲り受けた婚約指輪のリフォームです。リフォームであれば、新しく指輪を購入するよりもずっと費用はかかりません。デザインが古いからそのままでは嫌だという方でも、リフォームで好きな形に作り替えることができるため、満足できるはずです。

価格を抑えられるのはもちろん、実はリフォームの婚約指輪は縁起がよいアイテムでもあります。ヨーロッパでは、花嫁が身につけていると幸せを呼び込むとされる「サムシングフォー」という4つのアイテムがあります。そのうちの一つが、「サムシングオールド」、つまり「古いもの」です。母親などから宝石やアクセサリーなどを譲り受けることで、結婚後にお金に困ることがないようにという願いが込められています。婚約指輪は、この「サムシングオールド」にぴったりです。当サイトでは婚約指輪のリフォームについて詳しくご紹介します。結婚のご予定がある方はぜひ参考にしてください。